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大気都姫
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おおけつひめ
ふりがな文庫
“
大気都姫
(
おおけつひめ
)” の例文
しかし大刀は犬の代りに、彼の武器を奪おうとした、
大気都姫
(
おおけつひめ
)
の胸を刺した。彼女は苦痛の声を
洩
(
も
)
らして、のけざまに床の上へ倒れた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
彼と同じ
桃花
(
とうか
)
の寝床には、酒の
匀
(
におい
)
のする
大気都姫
(
おおけつひめ
)
が、安らかな寝息を立てていた。これは勿論彼にとって、珍しい事でも何でもなかった。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それが順々に
大気都姫
(
おおけつひめ
)
と、親しそうな
挨拶
(
あいさつ
)
を交換すると、
呆気
(
あっけ
)
にとられた彼のまわりへ、
馴
(
な
)
れ馴れしく
手
(
て
)
ん
手
(
で
)
に席を占めた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
都
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
姫
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“大気都”で始まる語句
大気都比売命