大暴風おおしけ)” の例文
何しろお前、あのさきはしの暗礁へ乗り上げたので、——それで村中の漁夫りょうしがその大暴風おおしけの中に船をおろして助けに行ったのだが、あんな恐ろしいことはおらァ覚えてからなかった。
少年と海 (新字新仮名) / 加能作次郎(著)