トップ
>
大明
>
たいみん
ふりがな文庫
“
大明
(
たいみん
)” の例文
大明
(
たいみん
)
渡りと見える香炉に軽く投げ入れすると、うす白い煙りがたよたよとあがって、むせるような匂いが彼の大きい鼻をうった。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それでその義経のむすこが
大明
(
たいみん
)
を攻めたんだが大明じゃ困るから、三代将軍へ使をよこして三千人の兵隊を
借
(
か
)
してくれろと云うと、
三代様
(
さんだいさま
)
がそいつを留めておいて帰さねえ。——何とか云ったっけ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
どこからどうして来たのか知らないが、とにかく彼は
大明
(
たいみん
)
から渡来の唐人で、何か判らない
呪文
(
じゅもん
)
のようなことを唱えながら毎日歩いているのである。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“大明”で始まる語句
大明国
大明神
大明竹
大明墨
大明律
大明神樣
大明方外之人