大日孁貴おほひるめむち)” の例文
この時わが素戔嗚は、大日孁貴おほひるめむちと争つた時より、高天原の国をはれた時より、高志こし大蛇をろちを斬つた時より、ずつと天上の神々に近い、悠々たる威厳に充ち満ちてゐた。
老いたる素戔嗚尊 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)