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大方
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おおがた
ふりがな文庫
“
大方
(
おおがた
)” の例文
炉端で草餅を摘みながら主人に山のことを
質
(
ただ
)
した。土地では毛無山の名を知らない、
大方
(
おおがた
)
山と呼んでいる。恐らく毛無という名は測量部の称呼であろうとのことであった。
春の大方山
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
同君は冬休に
天子
(
てんし
)
山脈の
西毛無
(
にしけなし
)
山(
大方
(
おおがた
)
山)に登られ、南アルプスの壮観に刺激されて、
飽
(
あく
)
まで緊張した神経で、天文台の上から
纔
(
わずか
)
に開けた西方の木の間に白い雪の山を見付け出した。
望岳都東京
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
麓の部落から
天子
(
てんし
)
山脈の最高峰
大方
(
おおがた
)
山に攀じ登り、全山霧氷に飾られた樹林の間から、南アルプスの雪山の壮観を眺め、三尺の積雪を踏んで尾根伝いに本栖湖畔に下ったまでは無難であったが
冬の山
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
“大方”の意味
《名詞》
大 方(たいほう)
見識の広い人。
仏の道。
大部分。殆ど。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“大方”で始まる語句
大方師
大方村
大方殿
大方郷
大方無隅
大方等大集経
大方広仏華厳経