大多根子おおたねこ)” の例文
「こんどのやく病はこのわしがはやらせたのである。これをすっかりほろぼしたいと思うならば、大多根子おおたねこというものにわしのやしろまつらせよ」
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
それというわけは、大多根子おおたねこから五だいもまえの世に、陶都耳命すえつみみのみことという人のむすめ活玉依媛いくたまよりひめというたいそう美しい人がおりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
大多根子おおたねこはこのお二人の間に生まれた子の四代目の孫でした。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)