大倉六蔵おおくらろくぞう)” の例文
多くの近侍きんじ旗本はたもとをあいてに、ほがらかな座談ざだん。それがむと、つづみの名人大倉六蔵おおくらろくぞうに、つづみをうたせて聞きとれる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
津の名人大倉六蔵おおくらろくぞう、それには及びもないけれど、どうやら居候の芸達者。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)