大久保利通)” の例文
挙朝是にオソレユルス。諸藩さゝゆる者なし。唯薩独り論を立たり。其よしは将軍廿一日参内、其朝大久保利通尹君いんのみや 中川宮に論じ、同日二条殿関白二条斉敬に論じ、非義の勅下り候時は、薩は不奉と迄論じ上げたり。
大坂の方ハ大久保利通岩下佐次右衛門がうけ持なりとて、彼レ両人の周旋のよしなり。