夕食ゆうしょく)” の例文
諭吉ゆきちは、まえに勉強べんきょうしていたので、こんどは中級ちゅうきゅうのクラスにはいりました。夕食ゆうしょくをすますと、すぐひとねむりして、よるの十ごろにをさまし、それからずっとほんをよみます。
その鉱泉旅館へ一二回往ったことのある二人は、すぐ多摩川の流れを欄干らんかんの前に見る離室はなれへ通された。二人はその離室で午食ごしょくとも夕食ゆうしょくとも判らない食事をしながら話した。章一は酒を飲んでいた。
一握の髪の毛 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)