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変遷
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うつりかはり
ふりがな文庫
“
変遷
(
うつりかはり
)” の例文
旧字:
變遷
姑と一緒に、お妻も
亦
(
ま
)
た門口に出て、客の後姿を見送るといふ様子。今更のやうに丑松は
自他
(
われひと
)
の
変遷
(
うつりかはり
)
を考へて、塚窪の坂を上つて行つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
御老人、
貴所
(
あなた
)
の様に、長い目で御覧になりましたならば、世の
変遷
(
うつりかはり
)
が
能
(
よ
)
く御見えになりませうが、
偖
(
さ
)
て自分一身を
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
同窓の記憶はいつまでも若く青々として居る。銀之助は丑松のことを思ふ度に昔を思出して、何となく時の
変遷
(
うつりかはり
)
を忍ばずには居られなかつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
丑松の身に取つては一生の
変遷
(
うつりかはり
)
の始つた時代で——
尤
(
もつと
)
も、人の境遇によつては何時変つたといふことも無しに
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“変遷”の意味
《名詞》
変 遷(へんせん)
時間の流れに伴い移り変わること。
(出典:Wiktionary)
変
常用漢字
小4
部首:⼡
9画
遷
常用漢字
中学
部首:⾡
15画
“変遷”で始まる語句
変遷転々