“声裡”の読み方と例文
読み方割合
せいり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間も無く、「万歳」声裡せいりに、又一本を挙げたる者ありしが、少しも喜べる色なく、「何だ緋鯉か。誰にかやらう」といふ声の下より、十歳ばかりの小児、「伯父さん私に頂戴」と乞ふ。
東京市騒擾中の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)