“埋堀”の読み方と例文
読み方割合
うめぼり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
電車の来るのも待ちどしく、自動車を飛して埋堀うめぼりの家へかけつけて見ると、夏の夜ながら川風の涼しさ。
あぢさゐ (新字新仮名) / 永井荷風(著)
仲橋広小路の市は、ちょうど鰌屋どじょうやの近辺が一番賑やかであった(江戸の名物鰌屋は浅草の駒形、京橋で仲橋、下谷で埋堀うめぼり、両国で薬研堀この四軒でいずれも鰌専門でしると丸煮だけである)
埋堀うめぼりのあたりらしい。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)