坊守ぼうもり)” の例文
「まことに、仔細しさいなき坊守ぼうもりよな。綽空の望みも、これで一つとどいた。弘誓ぐぜいの海はまだ遠いが、本願の大船は、ひとまず、おかに浪をいこうがよい……」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)