“四方蔵”の読み方と例文
読み方割合
しほうぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下谷広小路したやひろこうじから金龍山きんりゅうさんの塔までを遠見にして、町の空には六か所からも火の手が揚がっている。右に左にと逃げ惑う群衆は、京橋四方蔵しほうぐらから竹河岸たけがしあたりに続いている。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)