“嘲弄者”の読み方と例文
読み方割合
ちょうろうしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
独楽こまのようにぶん廻った。しかも少しも音を立てない。十回あまりも繰り返した。しかし憎むべき嘲弄者ちょうろうしゃを、発見することは出来なかった。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
やぐら狭間はざまから彼方かなた嘲弄者ちょうろうしゃの群れへむかって、つるべ撃ちを喰わせたのである。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)