“嘉津子”の読み方と例文
読み方割合
かつこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松代は泣きそうにして嘉三郎の手にすがった。併し嘉三郎は、ぐんぐんと箪笥たんすの前へ寄って行ってしを開けた。同時に、どこから飛び出して来たのか、次女の嘉津子かつこも父親の腕に縋った。
栗の花の咲くころ (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)