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唯々
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はいはい
ふりがな文庫
“
唯々
(
はいはい
)” の例文
翁さん姨さんの頼と有つて見れば、僕は不承知を言ふことの出来ない身分だから、
唯々
(
はいはい
)
と言つて聞いてゐたけれど、
宮
(
みい
)
さんは
幾多
(
いくら
)
でも剛情を張つて
差支
(
さしつかへ
)
無いのだ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
御自分の口から出てゆけとは仰しやりませぬけれど私がこの様な意久地なしで太郎の
可愛
(
かわゆ
)
さに気が引かれ、どうでも御詞に異背せず
唯々
(
はいはい
)
と御小言を聞いておりますれば
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
唯
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
々
3画
“唯々”で始まる語句
唯々諾々
唯々諾
唯々否々
唯々黙々