唐谷からたに)” の例文
飛騨の唐谷からたにの奥に、谷にのぞんだ大きな栃の木があって、満開のころになると幾千とも数えきれない淡紅色の花をつけ、それに朝日の光がさしかかると
生霊 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)