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呻
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う
ふりがな文庫
“
呻
(
う
)” の例文
すると、続いて、同じ蘇鉄の間の北の隅へ、吉良上野介が
呻
(
う
)
めきながら多勢に囲まれて来た。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三十四年の春になっては寝返りも出来なく顔を自分で拭くことも出来なかった、体を少しでも
動
(
うごか
)
すたびにウンイウンイと
呻
(
う
)
めきの声を漏らされた、この時分にどんな風にして歌を選ばれたか
竹乃里人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
「あゝあ、」彼は凡てがいやになり真つ暗になつて力無く
呻
(
う
)
めいた。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
呻
漢検1級
部首:⼝
8画
“呻”を含む語句
呻吟
呻声
呻唸
呻吟声
欠呻
呿呻
生呿呻
羽呻
吟呻
直呻
沈呻
横臥呻吟
懊悩呻吟
大欠呻
唸呻
呻聲
呻唸声
呻吟転輾
呻吟聲
呻吟籠居
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