味稲ウマシネ)” の例文
吉野の仙媛の場合に於ては、之に反して、はじめより、人間に逢わんとの意志ありしを、想像し得可し。仙媛シミの小枝と化して、流れ来りて、味稲ウマシネと云う者の簗に留る。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)