“呆唖”の読み方と例文
読み方割合
ぼか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の足がしきゐを跨ぐとやつと今まで呆唖ぼかされてゐた意識が戻つて来て、初めて普通の悲しさがこみ上げて来た。それで大声を出して泣き喚いた。叔母がついて来て何か解らぬ事を云つて私をなだめた。
父の死 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)