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吾儘者
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わがままもの
ふりがな文庫
“
吾儘者
(
わがままもの
)” の例文
十一人の子供を育て、恐ろしい
吾儘者
(
わがままもの
)
の良人に仕えて、しっかり家を
圧
(
おさ
)
えて行く婦人の尋常の婦人であるまいと云う事は、葛城家の偽使者も久しく想う処であった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「シベリアから雪と氷とが追放されたことは、誰もが認めているじゃないか。それで約束の取引は立派に
済
(
す
)
んでいる。あとの言い分は
贅沢
(
ぜいたく
)
というもんだ。
吾儘者
(
わがままもの
)
めが!」
地軸作戦:――金博士シリーズ・9――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
与右衛門さんは、
村内
(
そんない
)
切
(
き
)
っての
吾儘者
(
わがままもの
)
剛慾者
(
ごうよくもの
)
としてのけものにさるゝ男である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
わしの名か? 「片眼の
岩
(
いわ
)
」と云やァ、ちっとは人に知られた
吾儘者
(
わがままもの
)
だなア。
夜泣き鉄骨
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
儘
漢検準1級
部首:⼈
16画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“吾儘”で始まる語句
吾儘
吾儘坊