吸残すいのこ)” の例文
旧字:吸殘
「そうかい。それァどうも。」と言ったきり亭主は隅の方へ座って耳朶みみたぶへはさんだエヤシップの吸残すいのこりを手にとったが、火鉢へは手がとどかないのか
雪解 (新字新仮名) / 永井荷風(著)