吟味聞役ぎんみききやく)” の例文
吟味聞役ぎんみききやくは、佐田遠江守さたとおとおみのかみ。審判役は手前があいつとめる。対決終了いたさば、石庵がお鶴の腑分ふわけをなし、両人吟味の実証をいたす。……勝をとったほうには、奉行へご褒美として時服じふくひとかさね
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)