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向付
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むこうづ
ふりがな文庫
“
向付
(
むこうづ
)” の例文
酒は
新川
(
しんかわ
)
の
鹿島
(
かしま
)
や
雷門前
(
かみなりもんまえ
)
の
四方
(
よも
)
から取り、椀は
宗哲
(
そうてつ
)
の
真塗
(
しんぬ
)
り、
向付
(
むこうづ
)
けは
唐津
(
からつ
)
の
片口
(
かたくち
)
といったふうな凝り方なので
顎十郎捕物帳:18 永代経
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
と是からお吸物に結構な膳椀で、
古赤絵
(
ふるあかえ
)
の
向付
(
むこうづ
)
けに
掻鯛
(
かきだい
)
のいりざけのようなものが出ました。続いて
口取
(
くちとり
)
焼肴
(
やきざかな
)
が出る。数々料理が並ぶ。引続いて出て来ましたのは深川の
別嬪
(
べっぴん
)
でございます。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“向付”で始まる語句
向付肴