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可憎
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あひにく
ふりがな文庫
“
可憎
(
あひにく
)” の例文
可憎
(
あひにく
)
日本では「
霊魂
(
たましひ
)
」の相場が安過ぎるので
詮事無
(
せうことな
)
しに自分達が本国から送つて貰ふ筈の月給を抵当に、行きつけの店から借り出すものが多かつたが
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
この
頃
(
ごろ
)
議員候補者や、その運動者がぴし/\
引張
(
ひつぱ
)
られてゐるが、
皆
(
みんな
)
有罪の判決を受けてゐる所を見ると、
可憎
(
あひにく
)
と腹の減つた、
家
(
うち
)
では
夫婦喧嘩
(
めをとけんくわ
)
の
絶間
(
たえま
)
が無い裁判官が多いと見える。
茶話:01 大正四(一九一五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
憎
常用漢字
中学
部首:⼼
14画
“可憎”で始まる語句
可憎々々