“古渡(コワタ)” の例文
天日矛(アメノヒボコ)や、つぬがのあらしとなどを帰化民団と見ずに、侵入者と認めた時代の、古渡(コワタ)りの流寓民の村々にくつゝいて渡つて来たものと思はれる。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
五月(サツキ)の邪気を祓うた薬玉(クスダマ)は、万葉びとさへ既に、続命縷(シヨクメイル)としての用途の外に、装飾といふ考へも混へてゐたのであるが、此飾り物も或は単に古渡(コワタ)りの舶来品といふばかりでなく
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)