“コワタ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:こわた
語句割合
古渡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天日矛アメノヒボコや、つぬがのあらしとなどを帰化民団と見ずに、侵入者と認めた時代の、古渡コワタりの流寓民の村々にくつゝいて渡つて来たものと思はれる。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
五月サツキの邪気を祓うた薬玉クスダマは、万葉びとさへ既に、続命縷シヨクメイルとしての用途の外に、装飾といふ考へも混へてゐたのであるが、此飾り物も或は単に古渡コワタりの舶来品といふばかりでなく
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)