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古武者
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ふるつわもの
ふりがな文庫
“
古武者
(
ふるつわもの
)” の例文
吉野太夫の手を自分の胸に納めて、この
古武者
(
ふるつわもの
)
、抜からぬ顔して起ちかけた。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
同じ場所から攻め入った柳川の立花
飛騨守宗茂
(
ひだのかみむねしげ
)
は七十二歳の
古武者
(
ふるつわもの
)
で、このときの働きぶりを見ていたが、渡辺新弥、
仲光内膳
(
なかみつないぜん
)
と数馬との三人が
天晴
(
あっぱ
)
れであったと言って、三人へ連名の感状をやった。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
内府に比しては、若すぎるし、戦場往来の
古武者
(
ふるつわもの
)
から見れば、切れすぎて、線がほそい、いわゆる、文官型の人物と
視
(
み
)
ている、武人とは
反
(
そ
)
りのあわない事は、太閤在世中からの事ではないか。
大谷刑部
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“古武”で始まる語句
古武士
古武夫