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反対
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あちこち
ふりがな文庫
“
反対
(
あちこち
)” の例文
旧字:
反對
「いいえ、違うよ。私のはまた全く芳さんの姉さんとは
反対
(
あちこち
)
で、あんまり深切にされるから、もう嫌で、嫌で、ならないんだわ。」
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
本来なら、こりゃお前さんがたが、客へお
世辞
(
せじ
)
に云う事だったね。誰かに
肖
(
に
)
ていらっしゃるなぞと思わせぶりを……ちと
反対
(
あちこち
)
だったね。言いました。ああ、肖ている、肖ているッて。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私は一向、そんな方はぞんざいだったが、この勝山さん
娶
(
もら
)
おうとした時、親類が悪い
風説
(
うわさ
)
を聞いたとか言って、
愚図々々
(
ぐずぐず
)
面倒だから、今の、山河内のを入れたんだが、身分が
反対
(
あちこち
)
だとよかった。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“反対”の意味
《名詞》
反対(はんたい)
対になるものの一方。対義的なもの。
あるものに対して位置や向き、順序、ありかた、言動などが逆の関係にあること。対称的、また対照的であること。
予想や意図と逆の結果になること。
ある命題に対して否定を主張すること。提案などに否定的な意思表示をすること。
(出典:Wiktionary)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
対
常用漢字
小3
部首:⼨
7画
“反対”で始まる語句
反対者
反対返
反対窖道
反対的態度