“又寝”の読み方と例文
読み方割合
またね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かわいかった小女王を思い出して、源氏はひとみをしながら又寝またねをした。
源氏物語:05 若紫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
源氏は又寝またねをしながら、何事も空想したようにはいかないものであると思って、ただ身分が並み並みの人でないために、一度きりの関係で退いてしまうような態度の取れない点を煩悶はんもんするのだった。
源氏物語:06 末摘花 (新字新仮名) / 紫式部(著)