原封げんぽう)” の例文
『ばかな事をする男よ。たとえ、原封げんぽう五万六千石、そのまま、御舎弟へ下し置かれるとあっても、上野介をあの儘において、大学様が安閑あんかんと家名をついで居れようか』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)