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厄除
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やくよ
ふりがな文庫
“
厄除
(
やくよ
)” の例文
寿平次はお民と
二人
(
ふたり
)
ぎりの
兄妹
(
きょうだい
)
で、その年の正月にようやく二十五歳
厄除
(
やくよ
)
けのお
日待
(
ひまち
)
を祝ったほどの年ごろである。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
自分らしくない事だと心苦しかったが、今年はどういうものか、そう云う
厄除
(
やくよ
)
けのようなものすら無関心に見過ごされ、何事もないように静かに忌にこもっていられるようになった。
ほととぎす
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
この日眼女が三十三の
厄除
(
やくよ
)
けに釋尊の像を造立供養したので、それに關しては
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
厄
常用漢字
中学
部首:⼚
4画
除
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“厄除”で始まる語句
厄除橋
厄除地蔵
厄除大師
厄除祈願
厄除薬師