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うらない
ふりがな文庫
“
卜占
(
うらない
)” の例文
「お師匠さまが山科の家の
門
(
かど
)
に立って、これは凶宅じゃ、住む人の命は
保
(
も
)
つまいと言われたが、その
卜占
(
うらない
)
はたしかにあたった」
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
君江が
今日
(
こんにち
)
まで誰も知ろうはずがないと思っていた事が出ていたので、どうやら急に気味がわるくなって、人に勧められるがまま、まず
卜占
(
うらない
)
をみてもらおうと思ったのである。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「ムム。戦の上でも、星を祭ったり、
卜占
(
うらない
)
を観たりするが、奇蹟や神だのみがあてではない。人心
収攬
(
しゅうらん
)
の術で、べつに理由のあることだと、さんざんお談義をくッてしまった」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
卜占
(
うらない
)
を学んだ。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“卜占”の意味
《名詞》
卜占(ぼくせん)
うらない。
(出典:Wiktionary)
“卜占(占い)”の解説
占い(うらない)とは様々な方法で、人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断、予言することや、その方法をいう。卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)ともいう。
(出典:Wikipedia)
卜
漢検準1級
部首:⼘
2画
占
常用漢字
中学
部首:⼘
5画
“卜占”で始まる語句
卜占者