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半襦袢
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はんじゅばん
ふりがな文庫
“
半襦袢
(
はんじゅばん
)” の例文
なんと
半襦袢
(
はんじゅばん
)
に下帯ひとつという、武士としてまことにいかがわしい恰好になって、しかし恐しく楽しそうに台所へ出ていった。
恋の伝七郎
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その
傍
(
そば
)
で
半襦袢
(
はんじゅばん
)
の
毛脛
(
けずね
)
の男たちが、
養蚕
(
ようさん
)
用の
円座
(
えんざ
)
をさっさっと水に浸して勢いよく洗い立てる。
空
(
から
)
の高瀬舟が二、三
艘
(
ぞう
)
。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
すると女などは
浅墓
(
あさはか
)
なものだから、そら鐘が鳴ったと云うので、めいめい
河岸
(
かし
)
へあつまって
半襦袢
(
はんじゅばん
)
、
半股引
(
はんももひき
)
の服装でざぶりざぶりと水の中へ飛び込んだ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
襦
漢検1級
部首:⾐
19画
袢
漢検1級
部首:⾐
10画
“半襦”で始まる語句
半襦絆