“十刹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じっさつ50.0%
じつせつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其故それゆえに洛中洛外の諸社、諸寺、五山十刹じっさつ、公家、門跡の滅亡はかれらが所行なり。ひとへに昼強盗といふべし。かゝるためしは先代未聞のことなり
応仁の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
十刹じつせつの僧ども経を捧げ諷経ふうきんをなせり。十五日には野辺の送りの御わざ始まり、蓮台野れんだいのには火屋ほやれいがん堂などいかめしく作り、竹垣をゆへり。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)