力水りきすい)” の例文
大看板には「南洋軒力水りきすい」と筆太ふでぶとにしるしてある。当時、江戸で有名な講釈師といわず、その下っぱにいたるまで、お角は名前を知っているし、また親しく会ってもいる。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)