切断たちき)” の例文
旧字:切斷
不具車の中にいるものは、両手と両足とを切断たちきられ、首と胴ばかりになった男であった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
見れば種牛はもゝから胴へかけて四つの肉塊かたまり切断たちきられるところ。右の前足の股の肉は、既に天井から垂下たれさがる細引に釣るされて、海綿を持つた一人の屠手が頻と其血を拭ふのであつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)