トップ
>
処置
>
かた
ふりがな文庫
“
処置
(
かた
)” の例文
旧字:
處置
「これに三十円あります。まあこれだけ
進
(
あ
)
げておきますから、
家
(
うち
)
の
処置
(
かた
)
をつけて、一日も早く東京へおいでなさいな」
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ところでそっちの
処置
(
かた
)
がついたら、そろそろ
後釜
(
あとがま
)
の売りつけ——いやここだて、おれも
母
(
おっか
)
さんも
卿
(
おまえ
)
をな、まあお浪さんのあとに入れたいと思っているのだ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
も一度千々岩につッついてもらえば、大丈夫できる。武男さんが帰りゃなかなか断行もむずかしいからね、そこで帰らんうちにすっかり
処置
(
かた
)
をつけてしまおうと御隠居も思っとるのだて。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
“処置”で始まる語句
処置振