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凝血
ふりがな文庫
“凝血”の読み方と例文
読み方
割合
ぎょうけつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎょうけつ
(逆引き)
足のふみ場もなくころがっているのはおおかた
疎開家屋
(
そかいかおく
)
の跡片付に出ていた女学校の下級生だが、顔から全身へかけての火傷や、赤チン、
凝血
(
ぎょうけつ
)
、
油薬
(
ゆやく
)
原爆詩集
(新字新仮名)
/
峠三吉
(著)
僕は
鬼神
(
きじん
)
のような冷徹さでもって、ミチミの身体を
嚥
(
の
)
んだ
空虚
(
から
)
の棺桶のなかを点検した。そのとき両眼に、
灼
(
や
)
けつくようにうつったのは、棺桶の底に、ポツンと一と
雫
(
しずく
)
、溜っている
凝血
(
ぎょうけつ
)
だった。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
凝血(ぎょうけつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
凝
常用漢字
中学
部首:⼎
16画
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
“凝血”で始まる語句
凝血腸詰
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海野十三