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冤鬼
ふりがな文庫
“冤鬼”の読み方と例文
読み方
割合
えんき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんき
(逆引き)
冤鬼
(
えんき
)
も訴えに来たのだろうということになると、彼の技芸にも
箔
(
はく
)
が付くわけで、万事が好都合、李香にとっては幽霊さまさまと拝み奉ってもよいくらいだ。
女侠伝
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
これも、もし翌日行きて見ざれば、鬼となし怪となすこと疑いなし。およそ世の
冤鬼
(
えんき
)
、妖怪というものも、その源を
探究
(
さぐ
)
れば、大抵みなこれらの類なるべし。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
往古
(
むかし
)
より日本にても、西洋にても、
冤鬼
(
えんき
)
あるいは妖怪の説ありて、人も往々これを見しなどというものも最も多けれども、これはみな
誑惑癖
(
きょうわくへき
)
をなすの妄念より出ずるか、あるいは夢か
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
冤鬼(えんき)の例文をもっと
(3作品)
見る
冤
漢検1級
部首:⼍
10画
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
“冤”で始まる語句
冤罪
冤
冤謫
冤枉
冤魂
冤罪者
冤刑
冤名
冤屈
冤枉者
“冤鬼”のふりがなが多い著者
井上円了
岡本綺堂