“冤鬼”の読み方と例文
読み方割合
えんき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冤鬼(えんき)も訴えに来たのだろうということになると、彼の技芸にも箔(はく)が付くわけで、万事が好都合、李香にとっては幽霊さまさまと拝み奉ってもよいくらいだ。
女侠伝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
これも、もし翌日行きて見ざれば、鬼となし怪となすこと疑いなし。およそ世の冤鬼(えんき)、妖怪というものも、その源を探究(さぐ)れば、大抵みなこれらの類なるべし。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
往古(むかし)より日本にても、西洋にても、冤鬼(えんき)あるいは妖怪の説ありて、人も往々これを見しなどというものも最も多けれども、これはみな誑惑癖(きょうわくへき)をなすの妄念より出ずるか、あるいは夢か
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)