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兵右衛門
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へいゑもん
ふりがな文庫
“
兵右衛門
(
へいゑもん
)” の例文
兵右衛門
(
へいゑもん
)
がかたにはかゝることゝは露しらず、本妻と
下女
(
げぢよ
)
が
修羅
(
しゆら
)
の
苦患
(
くげん
)
をたすけんと
御出家
(
ごしゆつけ
)
がたの
金儲
(
かねまう
)
けとなりけるとなり。
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
今西村
(
いまにしむら
)
に
兵右衛門
(
へいゑもん
)
と云へる
有徳
(
うとく
)
なる百姓ありけるが、かの家にめし使ふ女、みめかたち人にすぐれ、心ざまもやさしかりければ、
主
(
あるじ
)
の兵右衛門おりおり
忍
(
しの
)
びかよひける。
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
我は
今西村
(
いまにしむら
)
の
兵右衛門
(
へいゑもん
)
に奉公致すものなるが、しかじかのことにてむなしく成る。
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画