トップ
>
兎耳
>
うさぎみみ
ふりがな文庫
“
兎耳
(
うさぎみみ
)” の例文
やがて、武者所の
軍簿
(
ぐんぼ
)
から、動員される外様大名の名が、端から読みあげられて行った。高時の
兎耳
(
うさぎみみ
)
も、赤く
透
(
す
)
いて、はりつめた神経を、ぴんとみせる。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
古
(
ふる
)
カードや、ワックスの鑵や、こわれた八
角
(
かく
)
手風琴
(
てふうきん
)
や、
兎耳
(
うさぎみみ
)
や、ちぎれたノルウェー・バンドの切れっぱしは、みなひとまとめにして戸棚のなかに押し込まれ
キャラコさん:02 雪の山小屋
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
兎耳
(
うさぎみみ
)
と
綽名
(
あだな
)
されていた。それゆえに呂布はそう叫んだのである。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兎
漢検準1級
部首:⼉
7画
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
“兎耳”で始まる語句
兎耳児