“充空”の読み方と例文
読み方割合
じゅうくう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本能寺以来、天下すべての者の意志耳目が、突然陥没された中心の充空じゅうくうに注がれて、他をかえりみるいとまなく皆過ぎていた間に、彼は、彼独自のみちを取っていた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)