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充分
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いっぱい
ふりがな文庫
“
充分
(
いっぱい
)” の例文
自分も同じように振舞いたいと思って手の届くところに
生
(
は
)
えている
虎杖
(
すかんぽ
)
を力
充分
(
いっぱい
)
に抜いて、子供たちのするように青い柔かい茎を
噛
(
か
)
んでも見た。
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
暗緑のしめっぽい木立を抜けるとカラリと晴れた日を
充分
(
いっぱい
)
に受けて、そこはまばらに結った
竹垣
(
たけがき
)
もいつか倒れてはいたが垣の外は打ち立てたような
崖
(
がけ
)
で
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
そして何だかその
絃
(
いと
)
に身も魂も誘われて行くようにいとせめて遣瀬ない思いが小さな胸に
充分
(
いっぱい
)
になった。
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
充
常用漢字
中学
部首:⼉
6画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“充分”で始まる語句
充分に