僂麻質斯リウマチス)” の例文
で手を動かす事も足を動かす事も出来んようになった。僂麻質斯リウマチスではない、何か熱が変化して進撃を始めて居るように感じたです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ヴアン・ダイク博士はそれを聞くと、僂麻質斯リウマチスかゝつたやうに痛さうに顔をしかめた。教壇の下では校長が火事に出会でくはしたやうに真つ赤になつてふるへてゐた。
どういう効験ききめがあるか詳しいことは解りませんが、僂麻質斯リウマチスには余程いいようです。で、川の中には幾所にも温泉がき出て川水と共に湯気を放って流れて居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
成る程学校の建物は、校長が火を気遣ふやうに粗末な木普請きぶしんで、そこらの柱などは僂麻質斯リウマチスでも患つてゐるらしく、イヒチオウルのやうな茶色の薬で塗りくつてあつた。