傲睨ごうげい)” の例文
が、一面から見れば得意時代であったが、その得意というは周囲及び社会を白眼傲睨ごうげいする意気であって、境遇上の満足でもまた精神上の安心でもまた思想上の矜持きょうじでもなかった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)