“偽公家”の読み方と例文
読み方割合
にせくげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八丁堀同心や半七らがうたがっていたような勤王や討幕などの陰謀はまるで跡方もないことで、一種の杞憂きゆうに過ぎなかった。かれはやはり初めに云ったような、偽公家にせくげ山師やましであった。
半七捕物帳:26 女行者 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)