俳諧風はいかいぶり)” の例文
六九こよひの奇妙きめう既に一鳥声あり。我ここにありて七〇心なからんやとて、平生つねのたのしみとする俳諧風はいかいぶりの十七ことを、しばし七一うちかたぶいていひ出でける。
法師かしこまりて、それがし一二〇短句たんくきみにも一二一御耳すすびましまさん。ここに旅人の通夜つやしけるが、今の世の俳諧風はいかいぶりをまうして侍る。きみにはめづらしくおはさんに召して聞かせ給へといふ。