“俊吉”の読み方と例文
読み方割合
しゆんきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女には俊吉しゆんきちと云ふ従兄いとこがあつた。彼は当時まだ大学の文科に籍を置いてゐたが、やはり将来は作家仲間に身を投ずる意志があるらしかつた。信子はこの従兄の大学生と、昔から親しく往来してゐた。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)